いつもお世話になっております。
ホームページの担当をしている伊藤と申します。

この度、『一般社団法人日本自動車販売協会連合会 長野県支部 松本事務所』様が発行している瓦版に、
中部営業所所長 杉山が寄稿をいたしました。
その記事を当社ホームページへ掲載することをご快諾いただきましたので、紹介させていただきます。
電子車検証について分かりやすく説明されておりますので、是非ご覧ください。
記事下部「電子車検証対応 非接触型ICカードリーダライタ」の紹介部分について、お問合せ先が中部営業所となっておりますが、
ご不明点や商品のお問合せがありましたら、お近くの営業所またはお問合せフォームからご連絡いただけますと幸いです。

〈営業所 電話番号〉
・北海道営業所→011-209-7005
・東北営業所→022-281-9894
・東京営業所→050-3665-6170
・中部営業所→052-212-9841
・大阪営業所→06-6459-9961
・九州営業所→092-473-7360

※画像と本文は同じ内容となっております
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【電子車検証まであと1カ月 必須アイテムのご紹介】
電子車検証の導入が目前に迫って参りました。
そこで今回は当協会がお世話になっているエムエスピー販売株式会社様から、電子車検証に対応するためのアイテムなどについて、ご紹介頂きます。今回資料提供を頂いたのは、エムエスピー販売株式会社中部営業所の杉山武久様です。
新電子車検証には必要最小限の情報しか記載されておらず、有効期間満了日の記載もありません。電子車検証と情報取得の概略について、
国土交通省の資料を抜粋して説明いたします。(詳細は国土交通省の電子車検証特設サイトをご参照ください。)
▼国土交通省「電子車検証特設サイト」▼
https://www.denshishakensho-portal.mlit.go.jp/

【車検証のICタグを読み取るには!】
電子車検証のICを読み取る方法は、①スマホでPDFの取得と閲覧を行うもの②パソコンとICカードリーダーを利用して、
PDF以外にも再利用可能なファイル形式(JSON、XML、CSV)のダウンロードと閲覧をするもの2種類があります。
ただし、読み取り時にオンラインの場合とオフラインでは取得できる情報に違いがあるのでご注意ください。
(次項参照)パソコンで車検証のICを読み取るにはICカードリーダーが必須となりますが、現在国土交通省が動作確認済を公表している機器は次表のとおりです。一部在庫切れになっているものがあるようですが、弊社ではこのうちサンワサプライ製ICカードリダー「MNICU3」(表の中段赤枠)を取り扱っており、既に自販連各支部様はじめ多数納入しております。

自動車業界各社では、折角読み取るのであれば正確な車検証情報を業務に再利用しようと販売や整備を問わず需要が膨らんでおり、
今後既販車が電子車検証に置き換わるにつれ更にニーズが増すと予想されます。
2年後以降新車検証が大半を占める状況では、ショールームへ商談に訪れたお客様の車検証、中古車で下取りした車検証、
サービスでは点検整備で入庫した車検証等、いろいろな場面での利用が進むと思われます。
弊社WEB継続システムもICカードリーダーから取得した情報を利用して保安基準適合証を作成できるよう開発を進めており、
併せて書き換え事務代行における検査標章交付管理をサポートする機能の開発も予定しておりますので、
引き続き安心してご利用いただきますようお願い申し上げます。
今後も自販連各支部様と連携し、皆様の電子化対応をサポートするよう努めてまいります。

【オンラインとオフラインについて】
〇オンラインモード:インターネット接続による通信環境において、ICタグから読みよった識別情報に基づき、「車検証閲覧サーバー」からオンラインで最新の車検証情報などを取得する動作モード
〇オフラインモード:インターネット接続による通信環境がない場所において、ICタグから読み取ったICタグ記録情報を取得する動作モード(また、オンラインモードでも一時的に通信できない状態では、同様の動作となる)

➀オンラインモードにおける表示項目

  情報 表示項目
1 車検証情報 現行車検証と同等の情報を画面に表示します。
2 リコール情報 該当車両に対し、国土交通省に届出され、システムに登録されたリコール情報を画面に表示します※1
3 車検に関するお知らせ※2 該当車両に対し、システムに登録された車検に関するお知らせ(車検拒否情報※3等)を画面に表示します。
4 二次元コード情報 現行車検証の二次元コード情報を画面に表示します。

※1:リコール届出から一定の期間(約1年)経過後に未改修の車両を登録する為、閲覧可能となるまでタイムラグがあります。
※2:情報の反映には一定の時間を要する為、表示する内容は最新ではない場合があります。
※3:都道府県公安委員会が放置駐車違反の車両の使用者に放置違反金の納付を命じたにも関わらず、
  放置違反金を支払わないまま都道府県公安員会より督促を受けた場合に、これを納付しなければ、次回の車検を完了できないことになります。

②オフラインモードにおける表示項目

  情報 表示項目
1 ICタグ記録情報 電子車検証ICタグに記録された情報を画面に表示します。
※タグ容量の制約から、ICタグすべての備考記録情報を記録できない車両が一部存在します。
その場合はICタグ記録情報の末尾に未記録情報がある事を表記します。

自動車業界各社では、折角読み取るのであれば正確な車検証情報を業務に再利用しようと販売や整備を問わず需要が膨らんでおり、
今後既販車が電子車検証に置き換わるにつれて更にニーズが増すと予想されます。
2年後以降新車検証が大半を占める状況では、ショールームへ商談に訪れたお客様の車検証、中古車で下取りした車検証、
サービスでは点検整備で入庫した車検証等、いろいろな場面での利用が進むと思われます。
弊社WEB継続システムも、ICカードリーダーから取得した情報を利用して保安基準適合証を作成できるよう開発を進めており、
併せて書き換え事務代行における検査標章交付管理をサポートする機能の開発も予定しておりますので、
引き続き安心してご利用いただきますようお願い申し上げます。
今後も自販連各支部様と連携し、皆様の電子化対応をサポートするよう努めてまいります。

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